ニッポンの特産品 パッケージデザイン開発事例集

名産なき軽井沢から生まれた珈琲

長野県軽井沢町 /タリアセンコーヒー

■ブランドストーリー
地域として全国的にブランド力のある軽井沢だが、一方で目立った地産品がなく名産地としての発進力は他地域よりはるかに劣っていた。新しい名産品作りとして考案されたのが生豆珈琲の焙煎販売事業である。良質の珈琲豆が栽培されている環境と同じ標高1000mの高地・軽井沢の清涼な空気の下でエイジングされ、少量ずつ丁寧に焙煎された珈琲は、好評を持続し販売から20年を越えるロングセラー商品となっている。

■デザインポイント
“とんがり屋根風”のふたや手貼りの紙ラベル(焙煎チェックシート)は、大量生産の大手メーカーとは違う、造り手の技や思いが込められたパッケージ。
シンボルマーク、パッケージ、ギフト、パンフ等までトータルに関わった。

■付属情報
生豆から自家焙煎した珈琲は9種類。
日本パッケージデザイン大賞・銀賞など受賞。

■基本情報
品 名: タリアセンコーヒー
原材料: コーヒー
製造者: 軽井沢タリアセン
企画者: 軽井沢タリアセン
価 格: 1260円〜(税込)
包装材: スチール缶、スチール保存用ふた、紙ラベル
発売年: 1991年
販売地: 長野県北佐久郡軽井沢町
企画報告:株式会社GKグラフィックス
掲載日: 2013.1.31
※記載の事項は掲載時のものです。仕様、デザイン、価格等変更になっている場合があります。

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