ニッポンの特産品 パッケージデザイン開発事例集

活版カレンダ

高知県いの町 / 活版カレンダ

■ブランドストーリー
絶滅危惧種の土佐典具帖紙と、絶滅危惧種の活版印刷の技術を組み合わせ、生活の中で使えるカレンダーが生まれた。楮(こうぞ)と藁の繊維を漉きあげた土佐伝統の典具帖紙を使用し、タテナガ1枚で今年の12ヶ月をいちどにながめることができる。せまいスペースに収まる、居場所をわきまえたカレンダー。

■デザインポイント
一年のはじまりとしておめでたい赤箱に、端を切り落としていないみみつきのままの和紙を巻き、中身の商品の質感を伝える。その年の干支マークを変えることで、ベースの赤箱は毎年使うことができる。

■その後のストーリー
カレンダーの文化は世界共通、海外への展開も見えてきた。用途が限られ需要の少なくなった土佐和紙が、再び日常で使われる商品としての価値を持つ。

■基本情報
品 名: 活版カレンダ
原材料: 土佐典具帖紙 (楮(こうぞ)、藁)
製造者: 内外典具帖紙株式会社
企画者: 梅原 真
価 格: 1,080円(税込)
包装材: タント紙
発売日: 2015年9月1日
販 売: 内外典具帖紙
情報提供:梅原デザイン 梅原真
掲載日: 2015.12.28
※記載の事項は掲載時のものです。仕様、デザイン、価格等変更になっている場合があります。

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