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環境省が進める「クールシェア」、自治体では公式飲料も登場

環境省では、平成24年度から、スーパークールビズの一環として「クールシェア」という家庭や地域で楽しみながら地球温暖化防止や節電にもつながる取組を呼びかけている。
一人一台のエアコンをやめ、家庭や地域の涼しい場所をみんなでシェア(共有)することや、自然が多い涼しいところへ行くことが「クールシェア」。
全国各地の自治体・企業において、クールシェアの取組が広がっており、これらの取組も紹介されている。

>>> 環境省 平成26年度クールシェアについて(お知らせ)
>>> クールシェアサイト(クールシェア事務局が運営)

 

国内最高気温を記録することがあるなど、夏の暑さで知られる埼玉県熊谷市では、6月1日から9月30日まで「クールシェアくまがや」を実施。5月30日から、「健康ミネラル麦茶」が、クールシェアくまがや公式飲料として、4種類の熊谷限定オリジナルパッケージ(600ml)で発売されている。

>>> 熊谷市 平成28年5月定例記者会見 (議題5の参考資料PDFを参照)

 

クールシェアスポット、シェアマップ・・・
2011年、東日本大震災直後に世田谷区の一部で始まったクールシェア。気軽に集まって涼むことのできる場所を「クールシェアスポット」といい、初年度の登録クールシェアスポットは約20箇所。2012年から環境省との連携が始まったのが契機となり全国に拡がり、今では登録クールシェアスポットが12,000箇所を超えているという。
クールシェアスポットは「シェアマップ」で探すことができるとともに、個人や企業が新たに登録することもできる。スマホを使えば、GPS機能により外出先でも近くのクールシェアスポットを見つけられる。

>>> シェアマップについて

 

夏場のクールシェアに対し、冬場はウォームシェア。11月1日から翌年3月末まで実施されている。その期間のシェアマップでは、「ウォームシェアスポット」が表示される。

>>> ウォームシェア2015 サイト

 

なお、クールシェアプロジェクトは2012グッドデザイン賞を受賞している。
受賞対象名:クールシェア [夏のピーク消費電力(家庭部門)の削減に向けたキャンペーン]
事業主体名:クールシェア事務局(多摩美術大学デザイン学科堀内チーム)

>>>  2012グッドデザイン賞(クールシェア)

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