ニッポンの特産品 特産品開発事業者事例集

鉄の街をイメージしてレシピを開発

福岡県北九州市 / 溶鉱炉カレー、黒鉄カレー

■ブランドストーリー
北九州市の「リエゾンマート」は、母体の自動車部品メーカーが会社周辺にある地元の農業や漁業を営む生産者の方々との縁を深めた結果、地元食材を活かしたお店を開店することになったというエピソードをもつ地域密着型マルシェ。
お総菜で人気のカレーは、北九州の食の新ブランド「北九いいと」 (*注1)のひとつとしてレトルトカレー化されていた。その後、北九州市の八幡製鉄所が世界遺産に登録(*注2)されたことを記念して、鉄の街をイメージしたカレーを新たに北九州市のお土産として開発することにした。
溶鉱炉、黒鉄(くろがね)という言葉と色から、総菜部門のシェフが味と素材をイメージしてレシピを作り上げていった。

■デザインポイント
手作りなので大量生産ができず、地元の百貨店や土産物店、直営店で販売。地元百貨店では中元・歳暮のギフトにも採用されている。

■付属情報
手に取りやすさからか、愛知県以外のスーパー、セレクトショップなど、販売は順調に伸びている。
また、サービスエリアなどのお土産売り場でも特産品として人気を得ている。

*注1)北九いいとは、2012年に北九州市の食の魅力創造・発信室が中心となり、市内の食品製造メーカーと「北九州らしい、オリジナル商品の開発と販売」を通じて、街の魅力向上と市内企業の活性化の両方を目指す食品ブランドとしてスタート。 毎年公募を実施し、新商品をリリース。 >>> 北九いいと
*注2)幕末から明治にかけての産業遺産群「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が、2015年にユネスコの世界文化遺産に登録決定された。官営八幡製鐵所関連施設が構成資産に含まれている。

■基本情報
品 名: 溶鉱炉カレー/黒鉄(くろがね)カレー
販売者: 株式会社 リエゾン
価 格: 各800円(税別)
包装材: パウチ、紙箱
発売日: 2014年4月
販売地: 北九州市周辺
企画報告:株式会社リエゾン
詳細情報:http://www.kk-liaison.com
掲載日: 2017.11.28
※記載の事項は掲載時のものです。仕様、デザイン、価格等変更になっている場合があります。

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