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ニュースタイルのアンテナショップが続々オープン

東京の有楽町、銀座、日本橋エリアには各地のアンテナショップが集中しており、2016年にも新規出店が続いている。

3月には、長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」がオープン。6月には、富山県のアンテナショップ2号店として、「日本橋とやま館」がオープンした。
両ショップとも規模の大きい路面店で、観光情報提供、物販、飲食のほか、イベントスペースを設け、定期的にイベントを開催している。
「日本橋 長崎館」では、店内中央に船をイメージした「船型什器」を配置し、その周りを長崎県の島に見立てた什器で囲み商品を陳列。船に乗り島々を巡るイメージで買い物を楽しめるという。
「日本橋とやま館」は、「上質な暮らしを、富山から。」をコンセプトに富山のライフスタイルを発信、富山の銘酒を味わえるバーラウンジも設置している。

>>> 日本橋 長崎館
>>> 日本橋とやま館

自治体や公的機関のアンテナショップの他にも、民間企業が出店する例もあり、「おおいたアンテナショップ温泉座」が、7月に東京交通会館地下1階にオープンした。
別府温泉由来の各種ケア製品のほか、特産品の販売、足湯体験をおこなっている。

>>> おおいたアンテナショップ温泉座

エリアは異なるが、「期間限定ショップ」というスタイルでの出店もあり、2016年9月には、期間限定の北海道物産ショップとして「made in 北海道」が、アクアシティお台場3階にオープン。
2017年2月26日までの5ヶ月間、店を構える。「北海道以外ではあまり知られていない魅力的な商品、約200アイテムが勢ぞろい」といい、継続的に出展事業者を募集している。

>>> made in 北海道

 

一般財団法人地域活性化センターの平成27年度自治体アンテナショップ実態調査によると、東京都内の自治体アンテナショップで年間1億円を超える売り上げの店舗が29店で、平成21年度の調査開始以降最高。
うち年間7億円以上のショップは、常連の2店「北海道どさんこプラザ」、「銀座わしたショップ」に「広島ブランドショップTAU」が加わり、3店となった。
およそ半数のショップが飲食施設を併設しており、その形態は本格レストランから気軽に地方の味を楽しむことができるイートンまで多様化しているという。
また、外国語案内パンフレットを設置するショップも急増、外国人来訪者への対応も進みつつある。

>>> 平成27年度自治体アンテナショップ実態調査ニュースリリース(PDF)

 

アンテナショップ 参考サイト

■グリーンツーリズム(一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構のサイト)
>>> 東京都内のアンテナショップ
>>> 首都圏以外の地域のアンテナショップ

■レッツエンジョイ東京(東京地下鉄&ぐるなびが共同運営するサイト)
>>> アンテナショップ特集

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