東京都内の階段と手すりについて 5
気になる手すり第5弾です。
今までは、自分視点で見ていましたが、少し余裕が出来てきて、他に使っている人にも目が向く様になりました。
●ケース1:
コンコースから改札につながる階段の手すりです、明らかに片側は通れません。
ケース1
●ケース2:
階段の半分が登れない状態です。ですが、手すりはついています。何処に行けというのか?障害者泣かせの一例です。
ケース2
●ケース3:
二本の手すりが設置してあります(なぜ?)、一本は、鉄製の支柱を貫通して設置してあります、正直、使えないヤツです。もう一本は、一部がピッタリと支柱にくっついています、これも使えないヤツです。
ケース3
●ケース4:
ちょっと残念なタイプ、手すりと壁の設置のジョイントが水平に設置されています、これは使用中にジョイント部分に手が当たりバランスを崩す事があります、70点という所でしょうか。
ちなみに各鉄道各社の手すりは、ジョイント部分が90度に曲げて設置されているところが多いように感じます。
お店の人からのコメントを紹介します、「お客さまが、(高齢者や障害者の方々)握力が弱く、手を滑らせないか心配です」「なぜ、ツルツルなんですかね」
正直、気が付かなくて恥ずかしかったです、もっともです。
ケース4
●ケース5:
番外編:地下鉄では、階段の中程にトイレがあるケースをしばしば見かけます。階段が苦手な私にはツライ選択です。
ケース5
●ケース6:
(自宅マンション)オーナーが高齢者のため設置された手すりです、太さ、質感(木製)、接合部分、どれをとっても完璧です(当たり前ですが)。つまり、お手本があるのですから参考にしてほしいものです。
ケース6
●ケース7:
ステンレス製は、雨の日は水が溜まり、雪の日は雪が積もり、手がびしょびしょ、冷たくて握れない、傘も差しているし、残念な例です。金属製の手すりの欠点も知ってほしいです。
ケース7
●ケース8:
ドアに設置されています、使っている時にまさか開閉しないですよね。不安になります。ちなみに樹脂製(プラスチック)です、樹脂製のメリット・デメリットも考えてみたいです。
ケース8
●ケース9:
(基幹駅周辺の駅敷地内通路)短い階段ですが、手すりはありません、私設建築物ならよくある光景ですが、ここは都内でも1.2を争う乗降客の多い駅です。
ケース9
所感として、手すりに対して存在の意識が低いということでしょうか。
(記:丸本彰一)