情報の森コラム

娘、息子の子育てUD体験

[UD/ユーザビリティ] 2015.4.2

お父さんの休日は家族サービスデー。真夜中に息子(6ヶ月)のオムツを交換の時では、「まえ」と「うしろ」がはっきりわかるオムツに救われる。寝ている家族を起こさない様に電気は極力つけず、スマートに換えたいし、赤ちゃんもそのままゆっくり眠りについて欲しいからだ。あるとき、なれないオムツを交換しようとしたら、「まえ」と「うしろ」がわからず、やむをえず灯りをつけた。案の定、寝ている家族は起きるわ息子は寝付けなくなっちゃうわでもう大変。その上、明るくしても「まえ」と「うしろ」がわかりづらくて一苦労。。。。可愛いキャラクターもいいが、なれない父親にとって夜中のオムツ交換は「まえ」と「うしろ」が暗がりでもわかる事がなによりありがたい。

赤ちゃんの肌着はデリケートな肌を刺激しないために縫い目が外側にあったりパイピング処理されている。メーカーによっては違いがあるものの、大人の服とは違い、随所に工夫がみられます。特にオムツの履き替えがあるので下半身ボタンの止め方等いろんなバリエーションが豊富です。父親としては把握しきれず、着替えさせるたびにボタンをかけ間違えてしまう。そんな中、ユニークなデザインを発見!主に中国で見かけるのだが、そもそもお尻が無いバージョン!お尻が丸見えのこの子供服はオムツもパンツも下に履かないらしく、冬も同じスタイルらしい。なんと斬新!これならとっさのときに最速で対応できるが。。。。そんな機能とともに一部ではお尻出しファッションとしても捉えているようだ。中国ではオムツ離れが早いらしいがこれも一つの要因なのでは?!

今度は、長女(3歳)の洋服の着替えを手伝った時の事。洋服の縫い目とタグは確か肌にあたらない様に外になってるんだな~、とベビー服の要領を思い出し、少し得意げになって着替えを手伝った。しかしその矢先、妻に「逆!」と怒られる。しかも、「洋服の着方もわからないの?」と追撃される始末。子供用品に対するUD への関心が裏目に出てしまったと言い訳をしつつもやり直し。当然ながらデザインの常識も子供の成長に合わせ変化していくわけですね。

御虎子(おまる)を使うのは子供の特権だ。そもそも名前は「まる(放る)」から由来するものらしい。幼いとき「白鳥のおまる」が大好きだったような記憶がある。ポータブルトイレの機能に加え、「白鳥」をモチーフにしたなんてロマンチック。今では種類も様々でスタイリッシュなものからいろんなキャラクターが揃っていますが欧米圏では「座る」、アジア圏では「またがる」といったスタイルの傾向があるそうです。

子育ての現場はUDに関心が高まるひとときでもありました。

(記:巨椋栄蔵)

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