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案内用図記号などのJISを改正、ヘルプマークも追加

経済産業省は、平成29年7月分のJISの制定・改正で、JIS Z8210(案内用図記号)について、7種類の案内用図記号を変更し、15種類の新しい案内用図記号及び「ヘルプマーク」を追加した。

>>> 経済産業省 日本工業規格(JIS)を制定・改正しました(平成29年7月分)

駐車場、救護所など5種類は、国際規格(ISO)との整合の観点から変更するもので、従来JISの案内用図記号は、2年間の移行期間(2017.7.20~2019.7.19)を経て、JIS から削除される。

温泉マークは、新JISでは従来JISとISOの両方を併記、表示者の判断で適切な案内用図記号を選択して表示するものとした。

今後さらに増加が見込まれる外国人観光客等にも必要性が高いと思われる15種類の案内用図記号とヘルプマークが新たに追加された。

ヘルプマークは、平成24年に東京都が「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマーク」。
都営交通機関、都立病院などで配布、ステッカー標示、ポスター掲示をしており、その後、他の府県でも導入が進んでいる。 今回のJIS化により、ヘルプマークの全国への普及が期待される。

>>> 東京都福祉保健局 ヘルプマーク

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