Vol.130 「デザイン保護ハンドブック」の改訂版ができました!
デザイン保護ハンドブック 改訂版の発行
デザインは法律で護ることができます!
デザインは知的財産です。知的財産権とは、人の知的な創造活動から生れた成果を、創作した人の財産として保護する権利の総称です。日々制作するデザインも、さまざまな権利に関係しています。
デザイン制作にあたっては、制作したデザインおよび成果物が有している権利に対して、第三者から侵害を受けないように、また第三者の権利を侵害することの無いように、知的財産権とは何かを理解しておくことが大切です。 パッケージデザインに係る様々な立場の方々に向けて、デザインを取り巻く諸権利を知り、トラブルを生まないよう安心して業務を進められるように、デザイン保護委員会では基本的なポイントを押さえたハンドブックを作成いたしました。
2010年3月の初版、2015年3月の改訂版に続き2020年の意匠法改正等の法律改正を踏まえて、解りやすく使いやすい改訂版をまとめましたで、身近に備えて、ご活用いただけましたら幸いです。
デザイン保護ハンドブックの主な内容
〈知的財産権の概要編〉
・デザイン業務に関わる主な権利・規制法
・知的財産権
・産業財産権
・著作権
・その他の保護法・規制法
・権利トラブルに巻き込まれないために
〈契約編〉
・契約・契約書の形式
・契約内容のチェックポイント
・契約書サンプル
・簡易版契約書サンプル
〈資料編〉
・著作権の概要
・デザインに関する各法の比較
・情報入手先一覧
・デザイン素材のチェックポイント
巻末に、JPPDAウェブサイトに掲載している、デザイン保護委員会のレポート「デザインの権利と保護」のバックナンバーについて、テーマごとに抜粋した目次を掲載しましたので。ご参照ください。
会員の皆様に気軽に活用していただけるよう、今回の改訂版は会員限定でPDFデータをダウンロードしていただけるようにまとめました。こちらのバナーの会員専用ページよりアクセスしてください。(会員専用ページに入室するためにはアクセスコードが必要になります。)
今回の改訂版作成にあたり、みずの永芳特許事務所 永芳太郎弁理士、ハジメデザイン西本千奈美さんにご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
デザイン保護ハンドブック 改訂版の解説セミナー
デザイン保護ハンドブックを有効活用していただくために、解説セミナーを6月30日(金)に実施予定です。詳細については、JPDAのウェブサイトでご案内します。お楽しみにしてください。
(編集・文責:デザイン保護委員会)
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