リサーチ & 研究報告

パッケージデザインの価値はどうなるか研究会
V. こんな未来、ワクワクしませんか?

1.TOKYO PACK 2021

2021年2月24日ー26日に開催された「東京国際包装展ーTOKYO PACK 2021」(主催:公益社団法人日本包装技術協会、東京ビッグサイト)を活用し、一連の活動成果を「パッケージデザインの価値はどうなるか研究ーーJPDAの研究会から見えてきた未来ーー」と題して発表しました。

■パッケージデザインパビリオンにブース出展
■パッケージデザインセミナーにて発表(2/25)
セミナーの概要資料(パネル内容を含む)は、こちらもご覧ください。
2021TokyoPack_JPDA_print.pdf


 

2.こんな未来、ワクワクしませんか?

今回ビジュアル化した6件のアイデアは、既に実証実験が始まっているもの、個々の要素技術は確立しているもの、ルールや規制の壁があるもの、などさまざまです。
事業者視点、生活者視点双方から複眼的にとらえ、今後の展開のヒントとして、それぞれの実情に合わせてアイデアを広げていただけると幸いです。各画面下部の「さらに広がるワクワク構想展開例」もご覧ください。いくつかの例を示しています。

■安心食品おすそわけマーケット:フードバンクの買取ビジネスプラットフォーム化
■パッケージと会話する買い物体験:しゃべるパッケージ!リアル店舗は客とパッケージが会話する場に
■DXとフードテックで私専用料理:DX(デジタルトランスフォーメーション)進展で、料理も出力する時代に

 

■ドローン宅配は道なき道を飛ぶ:実証実験から社会実装・実用の段階へ飛躍する
■全国対応!分別おまかせロボット:もう分別に悩まない、ロボットの指示通りにするだけ
■一億総パッケージマニア化計画:中身はきちんと使い切るパッケージコレクション文化の啓発活動

 
COVID-19感染拡大防止策がとられる中での開催となり、展示会自体の来場者数は前回2018年の半分以下とのことでした。その中、ブース、セミナーとも多くの方にご来場いただきました。
ビジュアルイメージを作成した「こんな未来、ワクワクしませんか」の各案については、「実現性を期待する」、「ユーザーにとっての価値が高い」といった声が多くありました。
今後もさまざまな機会を活用して発信すると同時に、調査研究活動を継続していきます。

(再掲)当レポート内に掲載している各種画像は、TOKYO PACK 2021 セミナーの概要資料PDFにも掲載しておりますので、あわせてご覧ください。 2021TokyoPack_JPDA_print.pdf

日本包装専士会・未来包装研究委員会の皆様には、2019年開催の2回の研究会から「東京国際包装展ーTOKYO PACK 2021」での発表に至るさまざまな場面で、包装技術と関連技術に関する最新情報や多くのご意見、サジェッションをいただきました。心より御礼申し上げます。

(2021年7月掲載、調査研究委員会)

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