リサーチ & 研究報告

調査研究委員会 研究会レポート
「パッケージデザインにおけるROIの測定」by ロブ・ワレス (2011年1月掲載)

2010年10月8日、APD TOKYO 2010 カンファレンス パッケージデザイングローバルサミット記念講演にて、ロブ・ワレス氏が『Measuring Package Design’s Return On Investment』 と題してお話をされました。ブランディングにおけるパッケージデザインの価値とは? パッケージデザインへの投資はどの程度利益につながっているか? これらをいかに数字で把握していくか? パッケージデザインに取り組む私たち全てに、デザイン投資のROI(投資利益率)を考えさせられる示唆の富む講演でした。

JPDA調査研究委員会では、今回の講演の元ともなっている「Design Management Journal」に発表された論文を、ワレス氏のご厚意のもと、日本語訳に取り組み(監訳:小川亮)、ここでご紹介することといたしました。「パッケージデザインほど働きもので、持続的、かつ費用対効果の高いツールはない」(本文より)、したがって、より多くの予算、時間をパッケージデザインに与えるべき、といった主旨の論が展開されています。是非、ご一読ください。

「我々の価値を証明する:パッケージデザインにおけるROIの測定」 by ロブ・ワレス

■ロブ・ワレス氏 プロフィール (APD TOKYO 2010 パンフレットより抜粋)
Rob Wallace … Managing Partner, Wallace Church
ニューヨークに拠点を置き、ブランドアイデンティティ戦略とパッケージデザインコンサルタントを業務とするワレスチャーチ社のマネージングパートナー。
デザインに投資する費用のROI(投資利益率)の先端的戦略家として知られている。

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